2017年11月19日

「私ね、最近よく、白いオカメを二羽飼っている夢を見るの。」

ぴぃがいなくなる前、嫁さんがそんなことを言っていました。
だからもう一羽飼わないか、という話だったのですが・・・

一羽だけでも仕事中振り回されて大変だというのに、とても無理、と断っていました。


ぴぃが10月26日にいなくなって、仕事場でも、自宅でも、大切なものがなくなってしまった空虚な空間で数日過ごすうち、冒頭の嫁の言葉を思い出しました。

そうっか、その夢が正夢になってくれれば、こんなに幸せなことはないな・・・

そう思い、嫁さんに「明日、ペットショップに行ってみようか?」と提案しました。
すると、嫁さんも同じことを考えていたそうで、即決。

次の日には、嫁さんはもう連れ帰る気満々(笑)
ぴぃを連れ帰ってきたときのプラケースを抱えて、ペットショップへ向かいました。


いつも行っているペットショップには、9月に生まれたルチノーのオカメインコがいることはあらかじめ知っていました。
ホームページに載っていたし、10月はじめに嫁さんが行ったとき、写真を撮っていたのを見ていたので。
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生まれて2か月弱ということは、もうそろそろさし餌から一人餌へ移行するころ。
やはりヒナの時に自分自身で(本来親鳥がする行為である)さし餌をしておいたほうがよくなつくんじゃないか、と思っているので、来週になったらもう遅いかもしれないとも思い、とりあえず見に行ってみようか、と提案してみた感じだったので、嫁さんの食いつきぶりには少々驚きました。


でも、ぴぃがいなくなってからそれまでの嫁さんは、ものすごくショックを受けていて、自分を責めて、泣き続けて生きる気力を失っているようにも見えていたので、「私もそう思ってたの!」と言ったとき、久しぶりに精気が戻った眼を見れた気がしてうれしかったですね。


そして連れ帰ってきたコが、この子。
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125グラムあったぴぃよりもかなり小柄で、85グラムしかありませんでした。
連れ帰ってきた時には、指をちゃんと掴んでとまれないくらい弱々しいコでしたが、最初っからものすごくベタ慣れで、ぴったりとくっついて離れようとしません。
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最近では随分力強くなり、ふてぶてしさも出てきましたが(笑)
予想通り、1週間ちょっとでさし餌も卒業し、しっかり飛べるようにもなりました。


性格的にも、行動性も、ぴぃとは全く違うのがおもしろいです。
ぴぃは体重が重いせいか、あまり飛ぼうとはしない子でしたが、この子は飛ぶのが上手で、動きも俊敏なので行動を把握するのが大変ですね。
そして、よくさえずります。
声の音域も広く、そのうち口笛でも覚えるんじゃないかと思うくらい。
メスのぴぃと全く行動性が違うので、最初はオスだろうと思っていたのですが・・・まだちょっとわからないですね。
でも、べったりと慣れているのはぴぃと一緒です(笑)

ぴぃとはキャラが全く違うおかげで、事あるごとにぴぃを思い出すことができます。
それがちょっとうれしいです。

最初はオスかと思っていたので男の子の真名で、呼称を「ちぃ」としていたのですが、性別がわかってからあらためて真名をつけなおそうと思っています。

この子が来てくれて、我が家に再びあかりが灯ったような気がします。
まだ手がかかって毎日振り回されていますが、それも幸せに感じます。
僕ら夫婦が、この子にどれだけ救われたか・・・言葉にできないほどです。
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本当は、夢が正夢になってくれれば・・・と、今でも思っているんですけどね。

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posted by あきやん at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | オカメインコ

2017年11月05日

ぴぃがいなくなった

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10月26日、我が家の家族、オカメインコのぴぃがいなくなってしまいました。

フライトスーツを着せて外出中、劣化していたマジックテープがはがれ、リードが外れてしまったのです。

いつもいつも、一緒にいたがって、少しでも僕らの姿が見えないと不安がって呼び鳴きしていた子が・・・
よもや自分たちから離れて行ってしまうとは、思ってもいませんでした。

フライトスーツ、着るの嫌がっていたからなぁ・・・
それで少し、イラついていたのかもしれません。

それとも、あの子は人が困ることをする、イタズラ気質が旺盛な子だったから、ちょっとした悪ふざけのつもりだったのかもしれないなぁ・・・
それが別れになるなんて想像もせずに。


その日は日が暮れるまで探し続け、次の日に明るくなったら探し回れるように、徹夜して仕事を片付けました。
貫徹なんて、いつ以来だったかわからないけれど、これっぽっちも眠くならなかったし、むしろ何かできることはないかと動き続けました。
その日のうちに嫁が警察への届け出、迷い鳥の張り紙づくり、迷い鳥サイトへの登録をし、自分は夜が明けてすぐに、張り紙を張って回り、自転車で近所を回って探し続けました。
いつも、ぴぃを呼ぶときに吹いていた口笛(ピィーピッ!って感じ)を吹きながら・・・
聞こえさえすれば、きっと反応してくれるだろうと思ってその時は必死でしたが、考えてみれば朝早くからかなり近所迷惑だったでしょうね(苦笑)

そして、仕事場のベランダに、ぴぃの鳥かごを出しておきました。
もし、偶然にでも見つけてくれれば、きっと帰ってきてくれると信じて。


・・・でも、ぴぃは帰ってきてくれませんでした。
あの子はものすごい寂しがりやだから、帰りたくても帰れなくて、困っているんじゃないかと想像するだけで胸が張り裂けそうな、つらい気持ちになります。

もし、うちに帰って来れなくても、誰かにひろわれていてほしい・・・
誰かに保護さえしてもらえれば、人懐っこくてとびっきり可愛いぴぃのことだから、きっと、ず〜っとかわいがってもらえると思います。
せめて、生きてさえいてくれれば、何も望むことはありません。

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人が寝ていると、寄ってきて添い寝をしてくれたこと。
イタズラがばれたとき、マンガの一コマのような「バレたっ!」って表情をしてたこと。
ちょっとした時に姿が見えないだけですごい呼び鳴きをしてたくせに、仕事でいつもいなくなる時間には大人しくカゴに入ってくれたこと。
なぜかかかとの上がお気に入りで、そこにいるときはおとなしく寝ててくれていたので、それを基準に仕事を組み立てていたこと。
大丈夫かなぁ・・・と不安を抱えながら1泊の旅行に行ったとき、帰宅したときにドアを開けた瞬間に「ピィッ!」と鳴いて迎えてくれたこと。

とても書ききれないけれど・・・すべてが、忘れられない思い出です。


毎日、毎日、1日のほとんどの時間を一緒に過ごしていたパートナーとも言える存在が、ある日突然いなくなってしまう。
それが、こんなにつらいことだとは・・・思っていませんでした。

本当は、今でもあきらめきれないし、夢にも出てきます。
できることなら、戻ってきてほしい・・・

でも、せめて生きていて。
ぴぃ、愛してるよ。

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posted by あきやん at 03:14| Comment(0) | TrackBack(0) | オカメインコ